このページは平成18年(2006年)のトピックスを紹介しています。 
 


同門会初射会

本年の同門会初射会を開催しました

源氏まつり協賛奉納射会

川西市多田神社での表記射会の模様です

『日置流印西派摂津系射法要説』出版

当流の射法についての解説書を発刊しました


<平成18年 同門会初射会>

  やや冷え込んだ年明け1月3日、川西市山下の聖風館弓道場において、京阪神一円から約40名の門人が集まり、 恒例の初射会が催されました。

 今年は地元の川西市において国民体育大会の弓道競技が開催されるため、同門会の門人も弓道協会の会員として、 準備のために日々奔走しています。 同大会の成功こそ、今年の同門会の最大の目標です。

 兵庫国体(弓道競技)の公式ページはこちらをどうぞ。


<第41回川西市源氏まつり協賛奉納射会>

  4月9日、恒例の表記射会が川西市の多田神社境内に設けられた特設射場にて行われました。
 折からの黄砂に煙るなかの射会となりましたが、七分咲きの桜も文字通り花を沿えます。

 開会式には川西氏の柴生市長と菅原議長にもご来場いただき、地元開催の国民体育大会弓道競技を盛り上げるべく、鎧武者姿も凛々しくアピールされていました(のじぎく兵庫国体(弓道競技)の公式ページはこちら)。

 
 例年の式次第に従って多田神社本殿に全員で参拝したあと、岡康一氏による魔封じ・安土清めが行われました。
 魔封じ・安土固めは、道場の開設や新年の祝賀行事として行われるもので、射場の邪気を払い、行射の無事を祈願します。

 征矢(そや)をつがえ、四方と天地に向かって定められた口上を述べます(下写真2枚)。
 
 安土を清めるため、白羽の矢三本を、白扇の天人地(上,左下,右下)の方向に散らして射込みます。
 
 続いて上村明世氏による矢渡し、岩崎氏・小嶋氏・田中による花形体配の奉射を行いました。
 
 これも恒例となった、鎧武者による演武です。

 四つ矢による競射の結果、高校生が見事優勝し、堂々と納射を努めました。

 来年も4月の第二日曜、同所での開催を予定しています。

書籍『日置流印西派攝津系射法要説』出版

 川島正晃師範監修のもと、摂津系同門会編集の表記冊子を刊行しました。

 表題の通り当流派に伝わる射術・射法の解説書であり、これまで流派講習会等で部分的に触れてきた目録・伝書の内容を現代風に書き直し、新たな教書として書き起こしたものです。
 
 流派に伝わる射法の解説でありながら、一般に広く行われている正面打起しとの対比により、弓道を志す方すべてに役立つ内容となっています。技術レベルとしては、初〜四段の方を対象としています。
 
 内容の一部を下にご紹介します。写真も豊富に使い、全35頁、内容は「弓道について」「射法解説」「教養・参考資料」の三部構成となっています。

 頒価1,200円(2冊目からは1,000円)でお分けしております。送料は無料です。

 お申込みは管理人までメールにて()お願いします。

 
 「弓構え」解説部分  「引分け」の章より

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edited by Nobuhisa Tanaka
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